ひい、ふう、みい、よ。



知っている、知っている
本当は全て知っている

ひい、ふう、みい、よ、

自分の中の感情を数える

いつ、むう、なな、や、

名前の無いものがたくさんある

ここの、とお。

こんなにたくさんの自分を
一体どこに仕舞い込んでいたのか

知っていたね、嘘吐きだよね

でももう手遅れだから
ばいばい、ばいばいって
手を振られながら帰るしかないね

たぶん幻覚、幻聴、現でないもの

君のためにと着飾った自分
全然君のためじゃなかった
 
神様は僕しか居なかった
誰も救いになれないね

救われないまま掬わないまま
きっとずっと、永遠に



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