依存と感電




僕は断定に依存する
憧れも兼ねた四行詩
なぞらえる時間
試すこころ
夢を見たいのだと思うよ
或いは幻だろうか
命令形の弱者は僕に
爪痕も残さず去っていく

僕は混沌に依存する
誉れを抱えた四行詩
ためされる時間
なぞるこころ
収集はきっと悪癖だ
僕のまじないは物理的
過大にしがちな感覚はいつも
離れて離れて攻撃をする

輪郭の放棄
最大公約数
知らない、落とし込んで、感電


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