星の子




星を飲んで生き永らえる少年の話をしたときに、しんしんと泣いて仕舞う君のことが好きでした。こうして戸惑う言葉の中に、一生懸命自分の色を探す君が何より好きでした。未来永劫変わらない、過去形の、もう誰も知らない僕だけの。




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